宮内神社(読み)みやうちじんじや

日本歴史地名大系 「宮内神社」の解説

宮内神社
みやうちじんじや

[現在地名]奈義町宮内 不老山

那岐なぎ山南麓、宮内集落の西に鎮座祭神伊邪那美命、旧村社。「東作誌」に記すなぎ大明神を前身とする。「美作国神社資料」に載せる由緒によると、もと那岐山頂にあったが、参詣に不便なことから諾尊(男神)成松なりまつ村に、冊尊(女神)を宮内村に移したという。社領は是宗こりむね・宮内・成松高円こうえんなどの諸村に八町余あったといい、文亀三年(一五〇三)の社領(八町歩という)に関する古文書を伝え、元和年中(一六一五―二四)津山藩から修理料を与えられたという。


宮内神社
みやうちじんじや

[現在地名]東予市宮之内 松原

宮之内みやのうちの集落の北部予讃本線伊予三芳いよみよし駅の西方二キロにある。祭神は大山積神・水神・火神。旧郷社。

伊予温故録」によると「天御中主尊・上津姫命・下津姫命・国常立尊・大山積命・素盞嗚命を祭る。勧請年月詳かならずといへども、文安六己巳年神殿造営の棟札あり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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