日本歴史地名大系 「宮里郷」の解説
宮里郷
みやざとごう
現宮里町を遺称地とする。保延元年(一一三五)一〇月二五日の院主石清水権寺主大法師某下文(旧記雑録)に「薩摩郡并宮里郷」とみえ、五大院政所正信に対し院主に代わって宮里郷などの
寛元元年(一二四三)八月一〇日の五大院主迎阿譲状(新田神社文書)には、八幡新田宮執印職などとともに嫡男惟宗友成へ譲与された本免田一五町九反のうちに宮里二町がみえる。宝治二年(一二四八)七月一九日の弾正忠某下知状(旧記雑録)には宮里郷
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報