デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尊観」の解説
尊観(2) そんかん
貞和(じょうわ)5=正平(しょうへい)4年生まれ。時宗の遊行上人8世の渡船に師事し,至徳4=元中4年12世をつぐ。鎌倉の清浄光寺にすみ,のち播磨(はりま)兵庫の真光寺,出羽(でわ)山形の光明寺,甲斐(かい)(山梨県)府中の一蓮寺の住職をつとめた。時宗中興の祖といわれる。恒明(つねあき)親王の王子の深勝法親王と同一人とする説もある。応永7年10月24日死去。52歳。号は師阿,他阿弥陀仏。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...