デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尊観」の解説
尊観(2) そんかん
貞和(じょうわ)5=正平(しょうへい)4年生まれ。時宗の遊行上人8世の渡船に師事し,至徳4=元中4年12世をつぐ。鎌倉の清浄光寺にすみ,のち播磨(はりま)兵庫の真光寺,出羽(でわ)山形の光明寺,甲斐(かい)(山梨県)府中の一蓮寺の住職をつとめた。時宗中興の祖といわれる。恒明(つねあき)親王の王子の深勝法親王と同一人とする説もある。応永7年10月24日死去。52歳。号は師阿,他阿弥陀仏。
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...