精選版 日本国語大辞典 「小児疾患」の意味・読み・例文・類語 しょうに‐しっかんセウニシックヮン【小児疾患】 〘 名詞 〙 小児に特有な病気の総称。麻疹、水痘、ジフテリア、猩紅熱(しょうこうねつ)、百日咳など。小児病。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小児疾患」の意味・わかりやすい解説 小児疾患しょうにしっかんchildhood diseases 日本では胎児もしくは新生児から思春期にいたる 15歳までを小児科が担当し,この時期の疾患を小児疾患と呼ぶ。小児疾患のおもなものとして,気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患,心室中隔欠損症などの心臓疾患,小児麻痺などの神経疾患などがよく知られている。最近は,成人特有の疾患と思われていたインスリン非依存型糖尿病の増加などが新たな傾向として注目されている (→小児糖尿病 ) 。また,胎児のうちから奇形に対する手術や先天性代謝異常への治療などが試みられるようになった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報