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小普請奉行 コブシンブギョウ

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デジタル大辞泉の解説

こぶしん‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【小普請奉行】

江戸幕府の職名。若年寄に属し、江戸城本丸以下幕府関係の建物の営繕をつかさどった。

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世界大百科事典 第2版の解説

こぶしんぶぎょう【小普請奉行】

江戸幕府において江戸城内外,御府内の幕府管下の建造物,寺社等の営繕を分担した小普請方の長官。1685年(貞享2)小普請奉行(御破損奉行)の長として同組頭(小普請方頭)を置き,1701年(元禄14)組頭を小普請奉行,従来の小普請奉行を小普請方と改称。12年(正徳2)小普請奉行2員を解任後,作事奉行がこれを兼ねたが,17年(享保2)に再置。翌年作事奉行方と小普請奉行方それぞれの担当個所が定まり,本丸,西丸の大奥をはじめ二丸,三丸,紅葉山諸堂社,増上寺,浜御殿,伝奏屋敷等々は小普請奉行の担任とされた。

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大辞林 第三版の解説

こぶしんぶぎょう【小普請奉行】

江戸幕府の職名。江戸城本丸をはじめとする幕府に属する諸建築物の造営・修繕などの事をつかさどる。若年寄に属し、配下に小普請方・同改役などがいた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小普請奉行
こぶしんぶぎょう

江戸幕府の職制。1685年(貞享2)小菅伊右衛門(こすげいえもん)を任じたのが起源とされる。その後1712年(正徳2)に廃止されたが、1717年(享保2)に再度設置され、以後幕末まで続いた。再置後の定員は2名で役高2000石、従五位下諸大夫(じゅごいげしょだいぶ)に叙任され、若年寄支配に属した。本丸、西丸、大奥、二丸、三丸、浜御殿、紅葉山(もみじやま)東照宮、同御霊屋(みたまや)、寛永寺、増上寺、品川東海寺、池上本門寺(いけがみほんもんじ)、伝奏屋敷(でんそうやしき)などの普請・修復を職務とし、所要物品の調達にあたる元方(もとかた)と、調達品の受け取りと配分にあたる払方(はらいかた)とに分かれていた。[小池 進]

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世界大百科事典内の小普請奉行の言及

【作事奉行】より

…97年(元禄10)の幕府小細工方廃止にともなう勤方規定によると,作事方は江戸・遠国のおもだった御普請を担当し,材木方,畳方,植木方,絵師,大工等を支配している。1712年(正徳2)の小普請奉行解任後,しばらくその職務を兼帯したが,17年(享保2)小普請奉行が再置され,翌年江戸城内外,御府内の幕府管下の建造物を小普請奉行方と分割,作事奉行方は本丸・西丸の表向,櫓,内郭・外郭の門塀,寛永寺諸堂社等を管掌することになった。このほかに切支丹宗門改,鉄砲改等の職務を兼ねた。…

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