小茂田青樹(読み)おもだ せいじゅ

美術人名辞典の解説

小茂田青樹

日本画家。埼玉県生。名は茂吉。少年時代に東京へ出て松本楓湖の安雅堂画塾に入る。のち今村紫紅を中心とする赤曜会の結成に参加、同会解散後も目黒派として院展で活躍。山水・花鳥画を能くし、幻想的・装飾的な独自の世界を築きあげた。代表作に「虫魚図巻」等がある。院展同人。昭和8年(1933)歿、43才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小茂田青樹 おもだ-せいじゅ

1891-1933 大正-昭和時代前期の日本画家。
明治24年10月30日生まれ。安雅堂画塾で松本楓湖(ふうこ)にまなぶ。大正3年今村紫紅らと赤曜会を結成。4年院展に「小泉夜雨」が初入選。10年日本美術院同人。昭和4年杉立(さんりつ)社を組織した。昭和8年8月28日死去。43歳。埼玉県出身。旧姓は小島。本名は茂吉。通称は茂。作品はほかに「虫魚画巻」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小茂田青樹
おもだせいじゅ

[生]1891.10.30. 埼玉,川越
[没]1933.8.28. 東京
日本画家。旧姓小島茂吉,のち小茂田家を継いで茂と通称。 1908年松本楓湖の門に入り巽画会,院展などに出品。また 14年今村紫紅を中心に結成された急進的な赤曜会に参加。 15年から再興院展に出品,21年第8回院展の『出雲江角港』が認められて同人に推された。克明な自然描写のうちに繊細な情感の漂う力作を発表。 29年杉立社を組織して多くの門人を育てた。主要作品『虫魚画巻』 (1931,東京国立近代美術館) 。

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