山帰来(読み)サンキライ

  • 山帰来 (サンキライ)

大辞林 第三版の解説

サルトリイバラの根茎を乾燥させた生薬。利尿・解熱・解毒薬などとして用いる。
サルトリイバラの異名。
ユリ科のつる性低木。中国南部・東南アジアなどに産する。サルトリイバラに似るが、とげがない。根茎を土茯苓どぶくりようといい薬用とする。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① ユリ科のつる性低木。台湾、中国、インドに産する。茎はなめらかで刺(とげ)がなく巻ひげをもつ。葉は長さ約一〇センチメートルの楕円形または卵状披針形で三行脈がある。葉腋(ようえき)から花柄を出し、ごく小さな白い花を密集してつける。地下の塊根を土茯苓(どぶくりょう)といい梅毒の薬にする。なめらさんきらい。
※言経卿記‐慶長二年(1597)一一月一四日「薬種山帰来半斤〈五分〉」
▼さんきらいの花《季・春》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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