山木 千賀(2代目)
ヤマキ センガ
- 職業
- 箏曲家(山田流)
- 肩書
- 山田流家元
- 本名
- 山木 重明
- 別名
- 別名=山木検校(5代目)(ヤマキケンギョウ)
- 生年月日
- 大正4年 3月4日
- 出生地
- 東京
- 経歴
- 4代目山木検校の孫。初代越野栄松に学び、昭和23年5代目山木を襲名、2代目山木千賀を名乗った。
- 没年月日
- 昭和56年 8月8日 (1981年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報
山木 千賀(1代目)
ヤマキ センガ
明治・大正期の箏曲家(山田流) 山田流箏曲家元。
- 生年
- 弘化3年6月30日(1846年)
- 没年
- 大正10(1921)年6月24日
- 出生地
- 江戸
- 本名
- 小林 勝太郎
- 別名
- 前名=山林勾当,別名=山木検校(4代目)(ヤマキケンギョウ)
- 経歴
- 呉服商の家に生まれる。2、3代目山木検校に師事し、3代目没後、4代目山木を襲名して山木千賀と名乗る。作曲が多く、「三九年川(みくねがわ)」(合作)、「四季の遊」などが代表作。門下から越野栄松、藤井千代賀らが輩出。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
山木千賀(1世)
やまきせんが[いっせい]
[生]弘化3(1846).6.30.
[没]1921.6.24. 東京
山田流箏曲家。山木派の代数としては4世。本名小林勝太郎。前名山林勾当。4世山木を襲名して千賀と名のる。作品は非常に多く,『頼光』以下十数曲ある。門下に1世藤井千代賀や1世越野栄松らが出た。
山木千賀(2世)
やまきせんが[にせい]
[生]1915.3.4. 東京
[没]1981.8.8. 東京
山田流箏曲家。山木派の代数としては5世。本名重明。1世山木千賀の孫。1世越野栄松にも師事。 1948年5世山木を襲名。
山木千賀(3世)
やまきせんが[さんせい]
[生]1943.5.7. 東京
山田流箏曲家。山木派の代数としては6世。本名一重。2世山木千賀の息子。父の没後,6世山木を襲名した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
山木千賀 やまき-せんが
1846-1921 明治-大正時代の箏曲(そうきょく)家,作曲家。
弘化(こうか)3年6月30日生まれ。山田流山木家4代。2代,3代山木検校(けんぎょう)にまなび,山林勾当(こうとう)をへて山木千賀を名のる。「頼光」「皇国の光」などおおくの作品をのこした。大正10年6月24日死去。76歳。江戸出身。本名は小林勝太郎。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
山木 千賀(初代) (やまき せんが)
生年月日:1846年6月30日
明治時代;大正時代の山田流箏曲家元
1921年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の山木千賀の言及
【山木派】より
…2世および3世に師事。襲名後,山木千賀と名のる。その作品は,《頼光》《葉山八景》《春の栄》《四季の遊》など非常に多く,町田杉勢との合作《三九年川(みくねがわ)》もあり,さらに富本節の《六玉川(むたまがわ)》《桜七本(さくらななもと)》なども移曲。…
※「山木千賀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」