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山本飼山 やまもと しざん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山本飼山 やまもと-しざん

1890-1913 明治時代の学生。
明治23年7月23日生まれ。無教会派キリスト教の影響をうけ,以後社会主義,無政府主義,老荘思想,絶対他力本願と思想上の遍歴をかさねる。大逆事件後には大杉栄の「近代思想」に評論を寄稿。大正2年11月5日自殺。24歳。没後に「飼山遺稿」があまれた。東京出身。早大卒。本名は一蔵。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

やまもとしざん【山本飼山】

1890‐1913(明治23‐大正2)
日露戦争後の社会主義的青年。東京生れ。本名一蔵。父の死後,長野県松本郊外で育つ。小学校時代から無教会派キリスト教の感化を受け,松本中学時代には社会主義思想に接近し,日露戦争では人道主義的・社会主義的立場から非戦論を主張する。早稲田大学進学後,石川三四郎幸徳秋水とも交わり,クロポトキンの無政府主義思想に最も傾倒する。大逆事件後,大杉栄らの雑誌《近代思想》に評論や翻訳を寄せるが,のちに離れ,社会変革より自己変革を優先するようになり,キリスト教・老荘思想・絶対他力本願の思想へと足早な思想の彷徨(ほうこう)をたどる。

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