岡部 長景
オカベ ナガカゲ
- 肩書
- 文相,国際文化新興会会長,貴院議員(子爵)
- 別名
- 号=観堂
- 生年月日
- 明治17年8月28日
- 出生地
- 東京・麴町
- 学歴
- 東京帝大法科大学〔明治42年〕卒
- 経歴
- 岸和田藩主・岡部長職の嗣子。外務省に入り、ロンドン大使館書記官を経て対支文化事務局参事官、亜細亜局文化事業部長、昭和5年貴族院議員となる。10年岡田啓介内閣の陸軍政務次官、18年東条英機内閣では文部大臣として入閣、学徒動員、勤労動員計画をまとめた。このほか大日本育英会会長、国語審議会委員など歴任。戦後は国際文化振興会会長、ローマ日本文化会館総長、国立近代美術館長などをつとめ、もっぱら海外との文化交流事業に力を注いだ。
- 受賞
- 岸和田市名誉市民
- 没年月日
- 昭和45年5月30日
- 家族
- 弟=村山 長挙(朝日新聞社主)
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報
岡部 長景
オカベ ナガカゲ
大正・昭和期の官僚,政治家 文相;国際文化新興会会長;貴院議員(子爵)。
- 生年
- 明治17(1884)年8月28日
- 没年
- 昭和45(1970)年5月30日
- 出生地
- 東京・麴町
- 別名
- 号=観堂
- 学歴〔年〕
- 東京帝大法科大学〔明治42年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 岸和田市名誉市民
- 経歴
- 岸和田藩主・岡部長職の嗣子。外務省に入り、ロンドン大使館書記官を経て対支文化事務局参事官、亜細亜局文化事業部長、昭和5年貴族院議員となる。10年岡田啓介内閣の陸軍政務次官、18年東条英機内閣では文部大臣として入閣、学徒動員、勤労動員計画をまとめた。このほか大日本育英会会長、国語審議会委員など歴任。戦後は国際文化振興会会長、ローマ日本文化会館総長、国立近代美術館長などをつとめ、もっぱら海外との文化交流事業に力を注いだ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
岡部長景
おかべながかげ
[生]1884.8.28. 大阪
[没]1970.5.30. 東京
政治家。東京帝国大学卒業後,外務省文化事業部長,内相秘書官長などを歴任。貴族院議員に勅選された。研究会官僚派に属し大政翼賛会,翼政会総務をつとめ,1943年東条英機内閣の文相となった。第2次世界大戦後A級戦犯容疑で逮捕された。釈放後国立近代美術館館長,国際文化振興会理事長などをつとめた。朝日新聞社社主であった村山長挙の実弟。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
岡部長景 おかべ-ながかげ
1884-1970 大正-昭和時代の官僚,政治家。
明治17年8月28日生まれ。岡部長職(ながもと)の長男。村山長挙(ながたか)の兄。外務省にはいり,亜細亜局文化事業部長,内大臣秘書官長などをへて昭和5年貴族院議員。18年東条内閣の文相となり,学徒動員,勤労動員をすすめた。27年国立近代美術館長。昭和45年5月30日死去。85歳。東京出身。東京帝大卒。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
岡部 長景 (おかべ ながかげ)
生年月日:1884年8月28日
大正時代;昭和時代の官僚;政治家。貴族院議員;国際文化新興会会長
1970年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報