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巡回文庫 じゅんかいぶんこcirculating library

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

巡回文庫
じゅんかいぶんこ
circulating library

巡回図書館ともいう。図書館が,地理的条件などにより直接利用する機会に恵まれない地域,学校,職場などに蔵書の一部を計画的に回送して閲覧の便宜を図るもの。 1903年に山口県立図書館長佐野友三郎が考案,実施したのが日本では最初といわれている。

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デジタル大辞泉の解説

じゅんかい‐ぶんこ〔ジユンクワイ‐〕【巡回文庫】

巡回図書館」に同じ。

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百科事典マイペディアの解説

巡回文庫【じゅんかいぶんこ】

公共図書館の地区奉仕活動の一つの方式。地区の中心図書館などが,ある基準の下に選択編成した図書群を,地区内の定められた場所に送って近くの人びとに利用させ,順次巡回して,他の地区でも利用させるもの。

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図書館情報学用語辞典の解説

巡回文庫

図書館の蔵書の一部を分館,あるいはグループなどに一定期間送付する一種の貸出文庫.1890年代,デューイがニューヨーク州立図書館長のときに,図書館振興を目的として,州内の公共図書館や図書館未設置地域のグループなどに100冊ほどの本と貸出用具の入った木箱を送ったのが始まりとされる.これを佐野友三郎が「巡回文庫」と訳し,秋田県立図書館で1902(明治35)年に始めた.

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世界大百科事典内の巡回文庫の言及

【移動図書館】より

…自動車文庫,自動車図書館,ブックモビルbookmobileとも呼ばれる。また移動図書館を広く解釈して,遠隔地の学校,施設,団体に一定数の図書をセットにして送付する巡回文庫,貸出文庫を指すところもある。ふつうマイクロバスやトラックなどを改造し,車の内部または両側面に書架を装備,約1000~3000冊の図書を積載する。…

※「巡回文庫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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