デジタル大辞泉 「閲覧」の意味・読み・例文・類語 えつ‐らん【閲覧】 [名](スル)書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと。「選挙人名簿を閲覧する」「サイト閲覧者」[類語]回覧・縦覧・巡覧・総覧・借覧・博覧 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「閲覧」の意味・読み・例文・類語 えつ‐らん【閲覧】 〘 名詞 〙① 書物や書類などの内容を調べながら読むこと。また、読むことを改まっていう語。閲読。[初出の実例]「詩集絶句解にいたるまで総て有に任せて閲覧(ヱツラン)す」(出典:授業編(1783)七)[その他の文献]〔梁昭明太子‐答湘東王書〕② 調べ見ること。[初出の実例]「本年親しく同志社英学校を実視せられ、親しく其学校の模様を閲覧せられ」(出典:同志社大学設立の旨意(1888)〈新島襄〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
図書館情報学用語辞典 第5版 「閲覧」の解説 閲覧 図書館内での図書館資料の利用のこと.利用者の図書館資料へのアクセスおよび特定された資料の館内利用の両方を含む.利用者が効率的かつ快適に閲覧できるよう,図書館は様々な配慮や便宜を提供する.図書館資料へのアクセスとは,利用者がどのように図書館資料に接するかという問題であり,閉架式,開架式などの排架方式,検索システムの導入がある.また,館内での資料利用とは,いわゆる閲覧空間の問題であり,利用する資料や利用目的に応じた施設設備が必要とされる.視聴覚資料や電子形態資料など資料の多様化に伴い図書館が用意しなければならない閲覧環境も多様化してきている.日本の公共図書館においては,1970年代に貸出を中心に図書館サービスが伸張する中で,館内利用のための環境はあまり重視されずにきたが,図書館の大規模化やレファレンスサービスの充実に伴い,館内利用環境も整備されてきている.なお,大学図書館では,貸出も含めた資料の利用全体を閲覧と呼ぶことがある.[参照項目] 貸出 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報