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市川団蔵(初代) いちかわ だんぞう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

市川団蔵(初代) いちかわ-だんぞう

1684-1740 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者。
貞享(じょうきょう)元年生まれ。松本四郎三郎の子。初代市川団十郎に入門し,市川団之助をへて元禄(げんろく)11年団蔵を名のる。若衆方,のち立役(たちやく)となり,荒事(あらごと),敵役を得意とした。元文5年4月5日死去。57歳。三河(愛知県)出身。俳名は市紅。屋号は三河屋

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

市川団蔵(初代)

没年:元文5.4.5(1740.4.30)
生年:貞享1(1684)
元禄期の歌舞伎役者。俳名市紅。三河(愛知県)出身で屋号は三河屋。立役松本四郎三郎の子。初代市川団十郎の門人となり,市川団之助の名で元禄6(1693)年ごろから活動を始める。11年に団蔵と改名,宝永5(1708)年には元服し,それまでの若衆形から立役に転じる。以後,敵役や団十郎譲りの荒事(例えば景清)などを得意芸として,江戸で活躍した。正徳5(1715)年,2代目市川団十郎と不和になり,17年後に和解するまで団十郎一門の紋である三升に一文字を引いて自分の紋とした。2代目(初代の次男)は父と同年に早世,3代目は初代の養子。<参考文献>伊原敏郎『日本演劇史』

(池山晃)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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