帝畿(読み)ていき

精選版 日本国語大辞典 「帝畿」の意味・読み・例文・類語

てい‐き【帝畿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「畿」は都に近い天子の直轄地の意 ) 帝王の都に近い地方。日本では山城京都府)・大和(奈良県)・河内(大阪府東部)・和泉(大阪府南部)・摂津(大阪府西部・兵庫県東部)の五畿内をいう。転じて、都。王畿畿内
    1. [初出の実例]「班秩辺城久、夕来夢帝畿」(出典文華秀麗集(818)上・在辺贈友〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐楽志・下〕

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普及版 字通 「帝畿」の読み・字形・画数・意味

【帝畿】ていき

帝都とその辺。漢・班固西都の賦〕六合(りくがふ)に被し、三たび畿とる。以て興し、秦以て虎す。

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