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庭銭 ニワセン

大辞林 第三版の解説

にわせん【庭銭】

江戸時代、遊里で、紋日もんびや水揚げの際に遊女が置屋や揚屋の主人・召し使いたちにおくる祝儀の金。遊女の客が負担し、遊女の格によって金額に差があった。
江戸時代、宿場の問屋場に荷物を預けておくときの保管料。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の庭銭の言及

【庭】より

…狩庭(かりば∥かりにわ),網庭,稲庭,草庭,塩庭など,狩猟,漁労,稲作,草刈り,製塩などを行う場所,軍庭(いくさば),市庭(いちば),売庭(うりば),乞庭(こつば),舞庭(まいば),さらに〈祭りの庭〉や〈講の庭〉のように戦闘,交易,芸能,仏神事の行われる場所は,みな庭であった。自然のある部分を庭にする場合,後年のことであるが,関料(せきりよう)の一種〈庭銭(にわせん)〉が初穂であったことからみて,人はあるいは初穂をささげ,また狩りや市の祭文(さいもん)にみられるように,神事を行ったのである。 集会や裁判の行われる共同体の広場も庭であったが,日本の場合,それは早くから首長の宅と結びつき,その管理下におかれていた。…

※「庭銭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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