世界大百科事典 第2版 「心御柱」の意味・わかりやすい解説
しんのみはしら【心御柱】
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…島根県簸川(ひかわ)郡大社町に鎮座。大国主(おおくにぬし)神をまつる。《延喜式》では名神大社。旧官幣大社。杵築(きづき)大社,杵築社,杵築宮ともいう。古代の出雲では熊野,杵築,佐太,能義の各社が〈大神〉とされていたが,中でも,出雲国造の本拠地である意宇(おう)平野の熊野大社と簸川平野の北西の杵築大社とが,厚い尊信をうけていた。しかし,ヤマト朝廷の出雲制圧は,出雲西部からすすんだので,杵築大社がとくに重視されるようになった。…
…建築工事で柱を立てるときは,最初に最も重要な柱を立て,これに御幣を付して神をまつる立柱式を行う。伊勢神宮正殿の床下中央に立てる柱は,心御柱(しんのみはしら)として神聖視されるが,これは梁(はり)にとどかぬ短い柱で,構造部材としての柱ではなく,神籬(ひもろぎ)を象徴するものかと思われる。また塔の心柱は,相輪を支持する建築部材であるとともに,仏舎利をまつるものとして仏を象徴し,塔において最も重要な意味をもつ。…
※「心御柱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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