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 じ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


楽器の付属品の名称。「柱 (ちゅう,じゅう) 」の転,「琴柱 (ことじ) 」の略。箏 (そう) ,和琴 (わごん) などの胴上に並べる可動の駒 (ブリッジ) で,弦を持上げてその張りを強め,柱を置く位置によって弦長を調節して音高を定めるもの。

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じゅう

楽器の部分名称。「ちゅう」ともいう。琵琶,月琴などのフレットをいう。鹿頸 (ししくび) あるいは棹の上の一定部分に,ある間隔で並べられた小突起。左指頭で押えたとき,弦が当って,その弦長ならびに音高を調節するためのもの。

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はしら
pillar; column; pier; post

建築物で上部の荷重を支える垂直材。円柱,束 (つか) ,柱形 (片蓋柱) などの種類がある。円柱の形式は柱礎,柱身,柱頭から成り,古代ギリシア建築コリント式イオニア式ドーリス式のように,時代,地域により各部分に変化がみられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

じ〔ぢ〕【柱】

弦楽器の部分品の名。弦を乗せ、その位置によって振動する弦の長さを調節し、また音を胴に伝えるもの。→琴柱(ことじ)
琵琶柱(じゅう)のこと。

じゅう〔ヂユウ〕【柱】

琵琶の部分名称。胴の上部の細い頸(くび)の部分につけられた数個のフレット。弦を支え、左手でその上を押さえて調音する。ちゅう。じ。

ちゅう【柱】

琴柱(ことじ)
数学で、柱面または柱体のこと。「三角

ちゅう【柱】[漢字項目]

[音]チュウ(慣) [訓]はしら
学習漢字]3年
〈チュウ〉
はしら。「円柱角柱支柱石柱鉄柱電柱氷柱(ひょうちゅう)門柱
支えとなるもの。「柱石脊柱(せきちゅう)
〈はしら(ばしら)〉「柱時計貝柱床柱火柱帆柱大黒柱
[難読]琴柱(ことじ)天柱(ちりけ)氷柱(つらら)

はしら【柱】

[名]
地面・礎石・土台の上に垂直に立て、屋根・梁(はり)・床など上部の荷重を支える材。
縦に長く1の形状をしたもの。「火のが立つ」「水
グループの中心となる人。頼りとなる者。「一家の」「チームの
物事全体の中心となるもの。「賃上げをに要求を決定する」
書物の欄外にある見出し。
貝柱」の略。
[接尾]助数詞。神仏、高貴な人、または遺骨などを数えるのに用いる。「二の神」「五の英霊」
[下接語]国の柱・心(しん)の柱杖(つえ)柱(ばしら)埋(い)け込み柱恵比須(えびす)柱縁柱押さえ柱男柱主(おも)柱親柱貝柱角(かく)柱片蓋(かたふた)柱門(かど)柱蚊柱粥(かゆ)柱・側(がわ)柱・狂言柱管(くだ)柱後見柱逆木(さかぎ)柱逆(さか)柱支え柱仕手(して)柱四天柱四本柱霜柱心(しん)柱真柱助(すけ)柱須(す)柱添え柱袖(そで)柱大黒柱大臣柱茶柱束(つか)柱電信柱通し柱床柱中柱橋柱鼻柱控え柱人柱火柱笛柱帆柱間(ま)柱丸木柱丸柱水柱宮柱目付(めつけ)柱面皮(めんかわ)柱門(もん)柱脇(わき)柱(ぱしら)鼻っ柱

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リフォーム用語集の解説

建築物の構成要素。地面に対して垂直の構造体を指す。用途、場所、役割によって呼び名が異なり、床の間に使う装飾的な柱を床柱、門を支えるものを門柱、塀を支える柱を控柱、また、大壁を真壁に見せかけるための付け柱などとそれぞれに名称がある。特に、家の中心となるような太い柱は大黒柱呼ばれる。由来は昔の日本家屋の多くは地震対策の為に台所付近に太い柱が立ったため、厨房の神様である大黒天になぞらえ、家を支える柱=大黒柱となったことに因るといわれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

じ【柱】

箏,和琴(わごん),瑟(しつ),伽倻琴(かやきん)などのロングチター属楽器に用いられる可動の木,象牙,骨,あるいはプラスチックでできたをいう。胴の頭部と尾部にある固定の駒(箏では竜角と雲角)のあいだに張られた各弦の下に柱を立て,弦の振動する長さを決定し調弦する。琵琶,月琴などのリュート属楽器に用いられるものは〈ちゅう〉または〈じゅう〉と読み,固定したフレットである。棹の一定部分に刃形あるいは櫛形の木片を固着させ,開放弦の状態では弦から離れているが,必要に応じて弦を柱の上または柱と柱のあいだで強く押して,振動する長さを定める。

はしら【柱】

建築や土木構造物において,上部の荷重を支えるために設けられる垂直部材。荷重を支えない場合も,同様の形状をもつ記念柱,円柱などは柱の一種と考えられる。
[日本]
 日本建築では,二階建ての場合など構造上,一,二階を1本で通す通(とおし)柱と,一階と二階を別々に立てる管(くだ)柱とに区別する。また柱と柱の間で,壁下地を取り付けるために立てた小柱を間(ま)柱という。使用する場所によって名称が異なり,外回りの側(かわ)柱と,それより1間内側の入側(いりかわ)柱,身舎(母屋)(もや)・庇(ひさし)の別があるときはそれぞれ身舎(母屋)柱・庇柱,そのほか裳階(もこし)柱,向拝柱,門や塀における本柱と控柱などといい,同じ側柱でも隅柱とそれ以外の平柱を区別する。

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大辞林 第三版の解説

じ【柱】

琴などの弦楽器のこま。 → 琴柱ことじ

じゅう【柱】

琵琶の弦を支えているもの。海老尾えびおに近い方から順に一の柱、二の柱と呼ぶ。

ちゅう【柱】

琴柱ことじ
柱体ちゆうたい。はしら。

はしら【柱】

[3][0] ( 名 )
建物の、土台の上に直立し、棟・梁はり・床などを支えている材。
直立して物を支える材。 「テントの-」
一つの組織を成り立たせたり、支えたりする、最も重要な人や物。 「企画の-となる人」
洋装本で、版面の周辺の余白に印刷した見出し。
和装本で、各丁の折り目に当たる所に記した書名・巻数・標題など。版心。
貝柱 」に同じ。
( 接尾 )
助数詞。
死者の霊を数えるのに用いる。 「二〇-の戦死者を祀まつった神社」
神・仏・高貴の人を数えるのに用いる。 「九-の神」 「十-の賢者/今昔 5

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

はしら【柱】

建築物に用いる、地面に対して垂直に立つ部材。屋根や床の荷重を支える役割を果たすが、床柱(とこばしら)のように装飾的な意味を持つものもある。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


はしら

屋根や床、梁(はり)などの荷重を支え、基礎に伝える垂直な材。単独に立つ柱を独立柱、壁面と一体になっている柱を壁付き柱という。部材の長さと断面積の割合で、長柱(ちょうちゅう)、短柱(たんちゅう)に区別することもある。
 建築物の構造には組積式と架構式がある。前者は、石造、れんが造、コンクリートブロック造のように壁を主にしてつくられる。後者は、地震や風による外力、あるいは建物自身の重みに対して細長い材を架構して堅牢(けんろう)性を保つ方式である。この架構式で、柱は梁とともに重要な役割を果たしている。日本建築においては、木材が豊富で石材が乏しかったため、建築物は架構式の木造が主流であり、柱のもつ重要性は大きかった。
 現代の日本では、木材の柱が依然として多く用いられているが、資源の枯渇から、従来の日本産スギ、ヒノキのかわりに輸入材の比率が高まっている。鉄骨造やコンクリート造への移行も叫ばれている。[中村 仁]

民俗

大黒柱は家の中でもっとも尊重され、とくに大きく太いケヤキ材などを使い、正月のマツも餅花(もちばな)もここに飾る風習がある。それは大黒柱が家の中心をなすためで、その意味は主人にも通じて、「大黒柱を失う」などと転用されている。神奈川県では上棟(じょうとう)式を「柱立て」と称し、餅投げに先だって大工の棟梁(とうりょう)が四方の隅の柱に向かってひときわ大きくこしらえた四隅餅を投げたり、静岡県一帯で「柱ほめ」と称して、新築の家への引き移りの祝いに炊く小豆粥(あずきがゆ)を、まず大黒柱から始めて家の柱全部に供えるなどの習俗は、柱を神聖視し、家の神の依(よ)る所とみたためである。なお、四隅餅の中には硬貨を入れ、小豆粥の中には銭や豆ほどの小石を入れておいて、その餅を拾ったり、分配された粥の中に銭や小石が入っていると、運がいいと喜ぶのは、神供(じんく)の分け前であるという心持ちだからである。
 日本の固有信仰では、自然木あるいは清浄な柱をもって神の来臨を仰ぐ習わしがあり、その神事としては長野県諏訪(すわ)大社の御柱祭(おんばしらまつり)が有名であるが、盆の柱松行事もそれで、七夕(たなばた)や盆のときに、広場に身の丈に倍する高さの、二抱えほどの太さの柱を柴草(しばくさ)でつくり立て、その頂上に御幣(ごへい)やサカキを挿し、これに点火する習俗がある。その火の早く燃え付く度合いを計って勝敗を争い、年占(としうら)とすることもある。また地鎮祭に新しい土を盛り、清浄な柱を立てて地祭りの中心とするのも、そこに神を迎え祈るためである。[高野 修]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のの言及

【琵琶】より

…西アジアから伝来し,東アジアに広く伝播(でんぱ)変容した撥弦(はつげん)楽器で,楽器学では棹付きリュート属の弦鳴楽器に分類される(イラスト)。外形から区別される,(1)4弦4柱曲頸洋梨型胴,(2)5弦5柱直頸(ないし緩やかな曲頸)細長胴(五弦琵琶),(3)4弦14柱直頸円形胴(阮咸(げんかん))の3種が本来あったと思われるが,各地で多様に変形されてきた。通常,琵琶といえば曲頸洋梨型(大きな茄子(なす),またはしずくの形とも)のものを指し,その意味でも,アラブ諸国のウードや中世ヨーロッパのリュートと共通の祖型から出たとする説が有力となる。…

【柱】より

…箏,和琴(わごん),瑟(しつ),伽倻琴(かやきん)などのロング・チター属楽器に用いられる可動の木,象牙,骨,あるいはプラスチックでできたをいう。胴の頭部と尾部にある固定の駒(箏では竜角と雲角)のあいだに張られた各弦の下に柱を立て,弦の振動する長さを決定し調弦する。琵琶,月琴などのリュート属楽器に用いられるものは〈ちゅう〉または〈じゅう〉と読み,固定したフレットである。…

【琵琶】より

…西アジアから伝来し,東アジアに広く伝播(でんぱ)変容した撥弦(はつげん)楽器で,楽器学では棹付きリュート属の弦鳴楽器に分類される(イラスト)。外形から区別される,(1)4弦4柱曲頸洋梨型胴,(2)5弦5柱直頸(ないし緩やかな曲頸)細長胴(五弦琵琶),(3)4弦14柱直頸円形胴(阮咸(げんかん))の3種が本来あったと思われるが,各地で多様に変形されてきた。通常,琵琶といえば曲頸洋梨型(大きな茄子(なす),またはしずくの形とも)のものを指し,その意味でも,アラブ諸国のウードや中世ヨーロッパのリュートと共通の祖型から出たとする説が有力となる。…

【木】より

…エリアーデは,これを〈中心のシンボリズム〉と定義している。 このような宇宙軸の観念は前3000年から前4000年ころにすでにあり,樹木にかぎらず,柱,棒,塔,山はみなこのシンボリズムを共有する。その代表的なものはスカンジナビアに伝わる〈エッダ〉の中にうたわれたイグドラシルと呼ばれるトネリコの木である。…

【社寺建築構造】より

…日本古来の木造建築のうちでも,社寺建築はながく建築界の主流を占め,その構造もまた和風木構造のなかで最も高度な技術をもつものへと発達した。
【一般的特徴】
 社寺建築は,煉瓦造,石造のように多くの部材を積み重ねて骨組みをつくるのではなく,垂直に立つ柱と,これを水平につなぐ材がそのおもな骨組みとなる。同じ木造であっても,材木を横にして積み重ねる校倉(あぜくら)のような構造は,倉庫その他のごく一部の建築にしか使われなかった。…

【神社建築】より

…奈良県の大神(おおみわ)神社,埼玉県の金鑽(かなさな)神社などが現在でもそうであるように,祭神をまつるべき本殿がなく背後の山を神体としたものがあり,また社すなわち杜(もり)が神域を示すという理解は古代以来きわめて普遍的であった。人工的な工作物をもって神の宿るところとしたもっとも単純なものは,一本の独立した柱を地上に立てることであって,この場合一本の柱はそのまま杜の象徴にほかならない。古代の人々は地域社会のなかの一定の祭場に,春あるいは秋の一定の日に集まって,農耕を支配する自然の力に祈りあるいは感謝する気持ちをこめて祭りをくり返したのであろうが,その過程で,おのずから祭りの中心にあるべき神が山,杜,柱などの形で姿を現すようになったと解すべきであろう。…

【日本建築】より

…木材を主とするから平面は正方形か長方形で,まれに八角や六角のものがあるにすぎず,円形や曲線平面のものは造られない。その構造方式は柱の上に梁(はり)をのせて軸組みを造る楣式(びしき∥まぐさしき)構造で,煉瓦や石のアーチ,ドームによるものとは根本的に異なる。したがって柱間の広さは梁によって制限され,そう広い柱間をとることができず,傾斜屋根をかけるため奥行きの深い建物を造ることができない。…

【ピア】より

…(1)基柱ともいう。複雑な断面をもつ太い独立した柱で,柱頭と礎盤をもつこともある。…

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