恋い焦がれる(読み)コイコガレル

デジタル大辞泉 「恋い焦がれる」の意味・読み・例文・類語

こい‐こが・れる〔こひ‐〕【恋い焦がれる】

[動ラ下一][文]こひこが・る[ラ下二]恋しさのあまり、ひどく思い悩む。「夜も眠れないほど―・れる」
[類語]焦がれる愛する惚れる好く見初める思う慕う恋する愛慕する思慕する恋慕する惚れこむ見蕩れる見惚れる惚れ惚れ一目惚れ懸想目尻を下げる思いを掛ける気がある思い焦がれる胸を焦がす

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精選版 日本国語大辞典 「恋い焦がれる」の意味・読み・例文・類語

こい‐こが・れるこひ‥【恋焦】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]こひこが・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 恋いしさに堪えられないでもだえる。はげしい恋情に心をもやす。
    1. [初出の実例]「ヲサナイ ヒト ワ アマリニ coi(コイ) cogaresaxerarete(コガレサセラレテ)、〈略〉ムツカラ セラレタガ」(出典:天草本平家(1592)一)
    2. 「お花はいとど恋(コ)ひ焦(コガ)れて、家にありては気の抜けたる如く」(出典:人情本・処女七種(1836‐44頃か)二)

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