気がある(読み)キガアル

デジタル大辞泉 「気がある」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気がある」の意味・読み・例文・類語

き【気】 が ある

  1. 関心がある。心がかたむく。
    1. [初出の実例]「『一升買って来たよ。どうだ気はねえかの』『そいつはよからうよ。わっちも気(キ)があったから、鮎の魚を焼いて置いた』」(出典歌舞伎彩入御伽草おつま八郎兵衛)(1808)小平次内の場)
  2. 恋心をいだいている。
    1. [初出の実例]「モシありゃ、おまへにきがあるそふさ」(出典:洒落本・婦美車紫(1774)高輪茶屋の段)

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