デジタル大辞泉
「恵那峡」の意味・読み・例文・類語
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えな‐きょうゑなケフ【恵那峡】
- 岐阜県南東部、木曾川中流の峡谷。景勝地。大正一三年(一九二四)日本最初のダム式発電所として造られた大井ダムがある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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恵那峡
えなきよう
木曾川中流に造られたダム湖で、恵那市・中津川市・恵那郡蛭川村・同郡福岡町に及ぶ。日本最初のダム式発電所で、大正一〇年(一九二一)に着工し、同一三年に大同電力大井発電所が竣工した。福沢諭吉の婿養子福沢桃介がアメリカ人技師の監督のもと、延べ人数一四六万人と一千九五二万円を投じて建設した。高さ五五メートル余・幅二七五メートル余の堰堤の完成により、上流一二キロにも及ぶ大ダム湖が完成した。これが恵那峡で、水量も豊富で両岸には奇岩も多く、昭和二五年(一九五〇)毎日新聞社主催の日本観光地百選の渓谷の部の第七位に入選。同二九年には恵那峡県立自然公園に指定された。
ダムによる人造湖出現以前から、天然の恵那峡は景勝地として知られた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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恵那峡
えなきょう
岐阜県東濃(とうのう)地方の木曽(きそ)川沿いに展開する景勝地。1924年(大正13)に木曽川の急流を大井ダムでせき止めてできた大人造湖と、両岸の景勝をさすもので、1954年(昭和29)に県立自然公園となる。恵那、中津川両市にまたがり、湛水(たんすい)12キロメートルの間に傘(からかさ)岩、屏風(びょうぶ)岩、軍艦岩などの奇岩、怪石がみられ、四季を通じて変化があり美しい。近くには恵那峡温泉、恵那峡ワンダーランドもある。交通は便利で、中央自動車道の便があり、また名古屋駅からJR中央本線恵那駅まで約1時間。同駅からバスで15分。遊覧船も出る。
[上島正徳]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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恵那峡 (えなきょう)
岐阜県の南東部,木曾川の中流部にある峡谷。木曾川が美濃高原を深く下刻して流れるところで,1924年日本最初のダム式発電所の大井ダムが建設されて,その上流は12kmにおよぶダム湖となり,54年県立自然公園に指定された。この付近の地質は新期花コウ岩で,両岸の絶壁,断崖とともに天然記念物の傘(からかさ)岩など奇岩,怪石が多く,遊覧船でめぐることができる。
執筆者:高橋 百之
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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恵那峡【えなきょう】
岐阜県南東部,恵那市から中津川市に至る木曾川中流の峡谷。基盤の花コウ岩まで浸食された深い峡谷であったが,1924年大井ダムが完成,上流12kmが湖となった。傘(からかさ)岩(天然記念物)など奇岩が多く,遊覧船の便がある。
→関連項目恵那[市]|中津川[市]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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恵那峡
えなきょう
岐阜県南東部,木曾川中流の大井ダムから上流 12kmにわたる峡谷。木曾川が丘陵を深く浸食してできた峡谷であるが,1924年発電用の大井ダムができてから人造湖となった。両岸は花崗岩質の岩石で,奇岩怪石が点在し,なかでも傘 (からかさ) 岩は天然記念物に指定されている。サクラ,ツツジ,紅葉の名所として知られ,レジャーランドなどもある観光地。恵那峡県立自然公園に属する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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恵那峡
岐阜県恵那市大井町の木曽川水系木曽川にある大井ダムのダム湖。1920年、地理学者の志賀重昂により命名。一帯は県立自然公園に指定されている。高速ジェット船の遊覧船が就航し、湖両岸にそびえる奇岩や渓谷の自然美を楽しむことができる。2005年、財団法人水源地環境センターによりダム湖百選に選定された。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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恵那峡(大井ダム)
(岐阜県中津川市・恵那市)
「ダム湖百選」指定の観光名所。
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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