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戦時インフレーション せんじインフレーション

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世界大百科事典 第2版の解説

せんじインフレーション【戦時インフレーション】

戦争にともなって国内経済で起こるインフレーション。国家が総力をあげて戦争を遂行する際には,インフレーションが発生するための好条件がそろうことになる。第1に,戦費は経常的な税収に比して巨額であり,大部分は赤字国債(赤字公債)の増発により調達される。この結果,一方では総需要が無制限に拡大してインフレ・ギャップを生む可能性が強い。他方で国債の増発は,戦時下における金融統制を通じて,通貨の増発を招くことになり,インフレの持続の原因となる。

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