ギャップ(その他表記)gap

翻訳|gap

デジタル大辞泉 「ギャップ」の意味・読み・例文・類語

ギャップ(gap)

すきま。間隙かんげき
大きなずれ。懸隔。食い違い。「世代間のギャップを感じる」
登山用語。稜線V字形に深く切れこんでいる所。きれっと。
スキーで、斜面上の凹凸
[類語]違い差異相違異同誤差小異大差同工異曲大同小異分かち格差落差開き隔たり懸隔僅差個人差不一致異質わだかまりしこりげき疎隔ずれ行き違い食い違い相容れない対立もやもや

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ギャップ」の意味・読み・例文・類語

ギャップ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] gap )
  2. 物と物との間のわずかなすきま。隔たり。溝。〔外来語辞典(1914)〕
    1. [初出の実例]「一ミリのギャップまでいいって図面に指定してあるんだから、そのくらいでいいんじゃないですか」(出典:いつか汽笛を鳴らして(1972)〈畑山博〉三)
  3. 感情、意見、能力などの隔たり。落差。好ましくないもの、という気持で使われる。ひらき。
    1. [初出の実例]「其時分の心持と今の心持に比(くら)べて見ると、天と地と墨と雪との相違があるが、それが別段ギャップを為(な)して居るのではなく」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋〉四五)
    2. 「工場の労働者がドンドン出征して行った。そして他方では軍需品製造の仕事が急激に高まった。このギャップを埋めるために」(出典:党生活者(1933)〈小林多喜二〉二)
  4. 登山用語。山稜中のV字形に深く切れ込んだ箇所。きりと。きれっと。〔登山技術(1939)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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