手の舞い足の踏むところを知らず(読み)てのまいあしのふむところをしらず

故事成語を知る辞典の解説

非常に喜んでいるようすのたとえ。転じて、非常に動転しているようすのたとえ。

[使用例] ヤットの思いで気に入った名前を発見した時のその作家の喜びようといったら、それこそ歓天喜天、手の舞い足の踏むところを知らなかったという[夢野久作*創作人物の名前について|1936]

[由来] 「詩経―大序」の一節から。人間は感情をことばにしますが、それで足りなければ大きい声を上げます。それでも足りなければ歌にうたい、それでもまだ足りないときには、「手の舞い、足のむを知らず(手足が自然に動き出して、踊りだす)」。この文章は、詩歌舞踏がどのように生まれてくるかを述べたものとして、知られています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

三密

仏教用語。主として密教でいわれ,身密,口密,意密の総称。仏の身体と言葉と心によって行われる3つの行為は,不思議であることから三密と称される。また衆生の身体と言葉と心によって行われる3つの行為も,その隠...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android