手荒(読み)テアラ

デジタル大辞泉 「手荒」の意味・読み・例文・類語

て‐あら【手荒】

[形動][文][ナリ]取り扱いや動作乱暴なさま。「手荒なまねはよせ」「品物手荒に扱う」
[派生]てあらさ[名]
[類語]乱暴荒っぽい荒荒しいがさつ野蛮荒い手荒い粗野粗暴蛮カラ野性的がらっぱち荒気ない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手荒」の意味・読み・例文・類語

て‐あら【手荒】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「てあらい」の語幹から )
  2. 手荒いさま。扱いや動作が乱暴なさま。
    1. [初出の実例]「この上は、今は手あらに振まはじとおもひて」(出典:古今著聞集(1254)一二)
  3. きめが粗いさま。
    1. [初出の実例]「其の手荒な木綿の襟を漏るる頸筋の白ろさ!」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む