手荒(読み)テアラ

デジタル大辞泉の解説

て‐あら【手荒】

[形動][文][ナリ]取り扱いや動作が乱暴なさま。「手荒なまねはよせ」「品物を手荒に扱う」
[派生]てあらさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

てあら【手荒】

( 形動 ) [文] ナリ 
取り扱いの丁寧でないさま。粗略。 「本を-に扱う」
振る舞いの荒々しいさま。暴力的。 「 -なまねはよせ」
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

て‐あら【手荒】

〘形動〙 (形容詞「てあらい」の語幹から)
① 手いさま。扱いや動作が乱なさま。
古今著聞集(1254)一二「この上は、今は手あらに振まはじとおもひて」
② きめが粗いさま。
※良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続「其の手荒な木綿の襟を漏るる頸筋の白ろさ!」

て‐あら・い【手荒】

〘形口〙 てあら・し 〘形ク〙
① 扱いかたが乱暴である。また、動作などがあらあらしい。粗暴である。粗略である。
※三河物語(1626頃)一「押寄給ひて、ふみつぶさせ給ひて、手あらく被成候得者」
※めぐりあひ(1888‐89)〈二葉亭四迷訳〉一「手荒く帽子を眉深かにして」
② きめが粗い。粗である。
※蝶の皿(1969)〈秦恒平〉「魅入られましたはじめは、三嶋、伊羅保、熊川などの肌に手荒い高麗茶碗からで」

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