コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

手話法 しゅわほう sign language

翻訳|sign language

3件 の用語解説(手話法の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

手話法
しゅわほう
sign language

聾教育の一方法。指や手による身ぶりと表情とで,物をさし示したり描写したりする。これに対して,読唇(→読唇術)のように音声言語を視覚で理解することに基づく方式を口話法といい,今日では口話法が優勢である。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

しゅわほう【手話法】

聴覚障害者に対する言語教育の一で、意思伝達の手段として手話を用いる方法。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

手話法
しゅわほう

聴覚障害児(者)の教育で、手話や指文字を中心としてコミュニケーションや指導を行う方法。指導場面では、音声と併行して行われる場合が多いが、音声を伴わない場合もある。聴覚障害教育(聾(ろう)教育)では、古くから手話法による指導と音声に基づく口話法による指導について議論がなされてきた。
 フランスのド・レペC. M. De l'Epe(1712―89)は、手話と指文字で聾児を教育する「方法的手話」を考案し、実践した。ドイツのハイニッケS. Heinicke(1727―90)の口話法と同時代であり、ヨーロッパでは200年間(アメリカでは100年間)「口話手話論争」が続いた。1880年の第2回聾教育国際会議で、口話法の採用が決議されて以来、世界各国で口話法が優勢を占めた。
 しかしその後、口話法と手話法の融合が進み、アメリカでは1968年から聴覚、口話、手話など種々のコミュニケーション手段を適切に用いるトータル・コミュニケーションが広く普及した。日本でも同年(昭和43)から栃木県立聾学校(宇都宮市若草)で聴覚、口話、手話、指文字を併用する「同時法的手話」の実践が始まった。2000年(平成12)ごろからは、早期の教育段階でも、聴覚や口話に加えて手話が広く用いられるようになった。
 一方アメリカでは、1980年代末から手話言語(アメリカ手話)で早期教育を開始し、これとともに、英語を使用していく「二言語二文化教育」の実践が台頭し、1990年代以降、実践が広がっていった。[草薙進郎・四日市章]
『草薙進郎・四日市章編著『聴覚障害児の教育と方法』(1997・コレール社) ▽中野善達・根本匡文編著『聴覚障害教育の基本と実際』改訂版(2008・田研出版)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

手話法の関連キーワードジェスチャー読唇術リトミック聾教育指話法比較教育学ボディーランゲージ黙劇弓矢取る身川本宇之介

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone