打続く(読み)ウチツヅク

デジタル大辞泉 「打続く」の意味・読み・例文・類語

うち‐つづ・く【打(ち)続く】

[動カ五(四)]
ある現象が、とぎれることなく長時間にわたる。「―・く長雨
同じ現象が、間を置いて、また起こる。「昨年に―・く冷害
同じものがつながる。「白い砂浜の―・く海岸
[類語]引き続く続く継続する持続する永続する連続する存続する長続き続ける後続続行尾を引く

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精選版 日本国語大辞典 「打続く」の意味・読み・例文・類語

うち‐つづ・く【打続】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「うち」は接頭語 )
    1. 後に付く。つき従う。
      1. [初出の実例]「うちつづきていで給ぬ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
    2. 物事の後に、切れ目なく次の物事が行なわれたり、起こったりする。
      1. [初出の実例]「ながき物忌みにうちつづき」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
    3. ある状態がずっと保たれる。継続する。
      1. [初出の実例]「うちつづきてすぐし侍る年ごろの程に」(出典:源氏物語(1001‐14頃)東屋)
      2. 「折しも雨風うちつづきて」(出典:徒然草(1331頃)一九)
    4. ずっとつながる。
      1. [初出の実例]「近く打ち続く後圃の松林には」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉三)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙うちつづける(打続)

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