捲る(読み)マクル

デジタル大辞泉 「捲る」の意味・読み・例文・類語

まく・る【×捲る】

[動ラ五(四)]
物の端を外側へ巻きながら上へあげる。「裾を―・る」
おおっているものや重なっているものをはがす。めくる。「布団を―・る」
追い立てる。「後ろから激しく―・られる」
(動詞の連用形に付いて)ずっとその動作を続ける。盛んに…する。「書き―・る」「走り―・る」
[可能]まくれる
[動ラ下二]まくれる」の文語形。→めく
[類語]めくるまくり上げるまくれるたくるたくれるたくし上げるたぐり上げる

めく・る【×捲る】

[動ラ五(四)]《「まくる」の音変化》
おおっているものをはがす。「布団を―・る」
上に重なっているものをはがすように上げる。「本のページを―・る」
[可能]めくれる
[類語]まくるまくり上げるまくれるたくるたくれるたくし上げるたぐり上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android