授権(読み)ジュケン

世界大百科事典 第2版の解説

代理権を授与する法律行為授権行為という。現実に行われる代理行為本人代理人間における実質的権利義務関係(内部関係)と代理権ないし代理関係(対外的代理関係)とからなっているとみることができるが,授権行為の概念によって委任契約・雇傭契約などの内部関係設定行為と区別して代理権授与行為を考えることができ,具体的代理行為を内的および外的の二つの異なった法的視点から評価することができる。授権行為を契約と解するか単独行為と解するかについては意見が分かれている。

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大辞林 第三版の解説

スル
特定の人に一定の権限を与えること。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 一定の権利、権限などを特定の人に与えること。特に代理権を付与すること。
※民事訴訟法(明治二三年)(1890)四五条「法律上代理人たる資格及び訴訟を為すに必要なる授権」

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