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換質 カンシツ

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デジタル大辞泉の解説

かん‐しつ〔クワン‐〕【換質】

論理学で、定言的判断の変形による直接推理の一。ある判断から、主語をそのままに、述語の矛盾概念を述語として、新しい判断を導き出す推理。「ある学者は哲学者でない」から「ある学者は非哲学者である」を導き出す類。

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世界大百科事典 第2版の解説

かんしつ【換質 obversion】

換位conversionとならぶ伝統的論理学における直接推理の一種。換質とは命題の肯定・否定という質を換える推理であり,(1)肯定命題〈……はPである〉から否定命題〈……は非‐Pでない〉を導出すること,(2)否定命題〈……はPでない〉から肯定命題〈……は非‐Pである〉を導出すること,の2種がある。換位とは主語Sと述語Pの位置を転換する推理であり,(3)〈すべてのSPである〉から〈あるPSである〉を導くこと,(4)〈いかなるSPでない〉から〈いかなるPSでない〉を導くこと,(5)〈あるSPである〉から〈あるPSである〉を導くこと,等がある。

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大辞林 第三版の解説

かんしつ【換質】

〘論〙 命題の変形による直接推理の一。ある命題からその主語はそのままに、述語の矛盾概念を述語として、真偽値を同じくする命題を導く推理。「人間は有機物である」から「人間は無機物ではない」を導くのはその例。

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