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撥音便 ハツオンビン

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デジタル大辞泉の解説

はつ‐おんびん【×撥音便】

音便の一。主に活用語連用形の語尾の「に」「み」「び」が「て」「た」「たり」などの語に連なるとき、撥音「ん」となること。「死んで(←死にて)」「読んだ(←読みた)」「学んだり(←学びたり)」の類。広義には、名詞の語中に見られる現象についてもいう。「簪(かみさし→かんざし)」「残んの雪(のこりのゆき→のこんのゆき)」の類。→イ音便ウ音便促音便

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大辞林 第三版の解説

はつおんびん【撥音便】

音便の一。発音上の便宜のために、語中・語末のある音が撥音に転ずる現象。活用語の連用形語尾の「に」「び」「み」が「て」「たり」などに連なるとき撥音に変化するもの。「死にて→死んで」「飛びて→飛んで」「読みて→読んで」の類。これらのほかに、「さかりに→さかんに(盛に)」「かみなづき→かんなづき(神無月)」「まなか→まんなか(真中)」などもある。はねる音便。 → 音便

出典|三省堂
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世界大百科事典内の撥音便の言及

【音便】より

…たとえば,〈つきたち〉が〈ついたち〉,〈かみかき〉が〈かうがい〉,〈をみな〉が〈をんな〉あるいは〈取りて〉が〈取って〉となるような音変化を総括して音便という。音便は,それ自体は音変化であるが,変化の結果が文法現象として固定した音便形になっており,今日では,顕著に認められる。なお,音便の一つの特徴は,歴史的かなづかいにおいても,表音的にこれを書くことである。音便にはつぎの4種類がある。(1)イ音便,(2)ウ音便,(3)はね音便(撥(はつ)音便),(4)つめ音便(促音便)。…

※「撥音便」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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