放歌高吟(読み)ホウカコウギン

デジタル大辞泉 「放歌高吟」の意味・読み・例文・類語

ほうか‐こうぎん〔ハウカカウギン〕【放歌高吟】

[名](スル)あたりかまわず声を張り上げて詩歌をうたうこと。
[類語]吟詠朗詠朗吟低吟低唱放吟高吟微吟吟ずる詠ずる

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精選版 日本国語大辞典 「放歌高吟」の意味・読み・例文・類語

ほうか‐こうぎんハウカカウギン【放歌高吟】

  1. 〘 名詞 〙 声高く詩歌を吟ずること。あたりかまわず大声で歌をうたうこと。高歌放吟
    1. [初出の実例]「酒に酔ひどれて放歌高吟したりすることができなかった」(出典:テニヤンの末日(1948)〈中山義秀〉一)

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四字熟語を知る辞典 「放歌高吟」の解説

放歌高吟

声高く詩歌を吟ずること。あたりかまわず大声で歌をうたうこと。

[活用] ―する。

[使用例] そのころは放歌高吟する生徒が多かったので、先生が「一、二、三」と言うと、みんな謄写版刷の歌詞を見ながらうたいだした[井伏鱒二*半生記|1970]

[使用例] 飲酒して放歌高吟するのは、世界広しといえども日本人ドイツ人くらいのもので[深田祐介新西洋事情|1975]

[解説] 同じような意味合いの語を重ねて強調した表現

[類語] 高歌放吟

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