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敷草 しきくさmulching

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

敷草
しきくさ
mulching

作物を栽培する際にうね間や株間に野生の生草刈干しを敷くこと。材料としてはわらが最も多いが,生草,乾草もある。果樹の場合には,敷紙といって,特殊な紙を敷くこともある。敷草は湿気を保ち,日射による地温上昇と過度の乾燥を防ぎ,冬季には被覆物として寒害を防ぎ,作物の根の生理を正常化する。また雑草の発生を防ぎ,腐熟すれば土壌有機物を供給する効果もある。傾斜地の乾燥しやすい場所とか,移植したときとか,あるいは苗木を植付けたときなどに特に有効。

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デジタル大辞泉の解説

しき‐ぐさ【敷(き)草】

家畜小屋や、作物の根元などに敷く草。しきわら。

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世界大百科事典 第2版の解説

しきくさ【敷草】

作物間の土壌表面を被覆するために用いる稲わら,麦わら,刈草,堆肥などの総称。マルチの一種である。土壌の侵食防止,土壌水分の保持,地温の調節,雑草の発生防止などを目的とするが,施された有機物は徐々に分解して肥料の補給源ともなる。敷草は主作物の条間にあらかじめ牧草や青刈り用作物などを栽培しておき,適当な時期に刈り取って主作物の条間に敷く場合と,圃場(ほじよう)外から搬入する場合とがある。コンニャク植付け予定圃場にあらかじめエンバクを栽培しておくのは前者の例であり,果樹園桑園などで用いられる稲わらや堆肥などは後者の例である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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