新十津川町(読み)しんとつかわちよう

日本歴史地名大系 「新十津川町」の解説

新十津川町
しんとつかわちよう

面積:四九五・六二平方キロ

昭和三二年(一九五七)新十津川村が町制を施行して成立。空知管内中央西部にある樺戸かばと郡最北端の町。北は雨竜うりゆう雨竜町、東は滝川市・砂川市、南東は空知郡奈井江ないえ町、南は浦臼うらうす町、西は石狩郡当別とうべつ町・浜益はまます浜益村北西増毛ましけ増毛町に接する。町域は東西三五キロ・南北三〇キロ。地形は西部に向かうにしたがい高くなる。北端を尾白利加おしらりか川、中央部を志寸しすん川・徳富とつぷ川が、南部を樺戸川がいずれも東流し、東端を南流する石狩川に注ぐ。北西部に徳富(九二八・八メートル)大滝おおたき(一〇三七・八メートル)、南部にピンネシリ(一一〇〇・三メートル)などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新十津川町」の意味・わかりやすい解説

新十津川〔町〕
しんとつかわ

北海道中西部の町。 1957年町制。地名は 1889年の集団入植者の出身地奈良県十津川村にちなむ。町域は,石狩川右岸低地から増毛山地にかけて広がり,米作中心の農業地域タマネギなども栽培される。国道 275号線,JR札沼線で石狩川橋により対岸の滝川市と結ばれ,国道 451号線が町域を横断する。面積 495.47km2人口 6484(2020)。

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