新大橋(読み)しんおおはし

世界大百科事典 第2版の解説

しんおおはし【新大橋】

隅田川に架かる橋。東京都中央区日本橋浜町と江東区新大橋を結ぶ。1693年(元禄6)に着工,完成したが,当時の橋は木橋で,現在の位置より約100m下流にあった。長さは108間(194m余),建設に2343両余の費用を要したという。すでに隅田川には千住大橋両国橋(大橋)の2橋があったため新大橋と名付けられ,江戸初期以来開発の進んだ本所・深川方面と日本橋との交通の便はこれによってよくなった。橋は松尾芭蕉の住居に近く,〈初雪やかけかかりたる橋の上〉〈ありがたやいただいて踏(ふむ)橋の霜〉の句がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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