精選版 日本国語大辞典 「両国橋」の意味・読み・例文・類語
りょうごく‐ばし リャウゴク‥【両国橋】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
中央区東日本橋二丁目と墨田区両国一丁目とを結ぶ隅田川に架かる橋。現在の位置に架橋されたのは明治三七年(一九〇四)で、それ以前は下流寄りの
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
東京の隅田川にかかる橋。中央区東日本橋と墨田区両国を結ぶゲルバー型鉄橋。明暦大火の反省から1659年(万治2)木橋が架けられ,はじめは大橋,のちに武蔵・下総両国を結ぶところから両国橋の愛称でよばれた。江戸文化の中心として,花火・舟遊びをはじめとして浮世絵や落語の舞台としても有名。橋の両側は江戸最大の盛り場としてにぎわった。1904年(明治37)それまでよりやや上流に架けられた鉄橋は関東大震災にも落ちなかったが,震災復興計画により,32年(昭和7)改修されて現在に至っている。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…長さは108間(194m余),建設に2343両余の費用を要したという。すでに隅田川には千住大橋と両国橋(大橋)の2橋があったため新大橋と名付けられ,江戸初期以来開発の進んだ本所・深川方面と日本橋との交通の便はこれによってよくなった。橋は松尾芭蕉の住居に近く,〈初雪やかけかかりたる橋の上〉〈ありがたやいただいて踏(ふむ)橋の霜〉の句がある。…
…しかし庶民には望むべくもなく,彼らは隅田川の橋に立って川風に涼を求める橋涼みをこととした。当時は橋のたもとは一つの盛場で,ことに両国橋際には,枇杷葉湯(びわようとう),白玉水,ところてん売などの茶店や,猿回し,軽業などの見世物小屋があり,納涼客をあてこんでにぎわった。〈千人が手を欄干や橋涼み〉という其角(きかく)の句は,この庶民の納涼を伝えたものである。…
※「両国橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
大阪府中部,大阪市の中央部にある運河。東横堀川から中央区の南部を東西に流れて木津川にいたる。全長約 2.5km。慶長17(1612)年河内国久宝寺村の安井道頓が着工,道頓の死後は従弟の安井道卜(どうぼ...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新