日清製粉グループ本社(読み)にっしんせいふんグループほんしゃ

百科事典マイペディア 「日清製粉グループ本社」の意味・わかりやすい解説

日清製粉グループ本社[株]【にっしんせいふんグループほんしゃ】

製粉業界トップ企業。1900年群馬県館林町(現,館林市)で正田貞一郎が館林製粉として創業,1907年横浜の日清製粉を合併して東京に移転。第1次大戦後輸出を中心に生産を伸ばした。戦後は自社ブランドの販売のほか飼料医薬品,加工食品にも進出。1967年にマ・マー・マカロニの経営に参加。1972年よりエンジニアリング部門へ参入。2001年7月に製粉,食品,飼料,医療,ペットフードの全事業を分社し,持株会社への移行にともない日清製粉から社名変更。本社東京。工場は名古屋,鶴見千葉知多東灘など。2011年資本金171億円,2011年3月期売上高4241億円。2011年3月期売上構成(%)は,製粉38,食品53,その他9。
→関連項目製粉業

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「日清製粉グループ本社」の意味・わかりやすい解説

日清製粉グループ本社(株)
にっしんせいふんぐるーぷほんしゃ

日清製粉グループを統轄する持株会社。2001年(平成13)7月、日清製粉株式会社が製粉、食品、飼料、医薬、ペットフードの全事業を分社化、すでに別会社化していたエンジニアリング事業を含め、それらの株式を100%保有する純粋持株会社、日清製粉グループ本社となった。資本金171億円(2008)、売上高4319億円(2008。連結ベース)。

[編集部]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日清製粉グループ本社」の解説

日清製粉グループ本社

正式社名「株式会社日清製粉グループ本社」。英文社名「NISSHIN SEIFUN GROUP INC.」。食料品製造業。明治33年(1900)「館林製粉株式会社」設立。同41年(1908)「日清製粉株式会社」に改称。平成13年(2001)持株会社化にともない、現在の社名に変更。本社は東京都千代田区神田錦町。製粉最大手。グループで食品・医薬品・化成品なども展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード2002。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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