日相(読み)にっそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日相」の解説

日相(2) にっそう

1689*-1757* 江戸時代中期の僧。
元禄(げんろく)元年12月12日生まれ。日蓮宗越後(えちご)本成寺の日延に師事し,山城(京都府)小栗栖(おぐるす)の檀林などでまなぶ。相模(さがみ)三沢(みつざわ)檀林の設立につとめ,享保(きょうほう)18年越中本法寺の住持となる。日陣門流の学僧として知られる。宝暦6年12月23日死去。69歳。越後(新潟県)出身。俗姓は桐沢。字(あざな)は光円。号は本有院。

日相(1) にっそう

1635-1718 江戸時代前期-中期の僧。
寛永12年生まれ。日蓮宗。山城(京都府)山科檀林の日通に師事し,岐阜長照寺をへて万治(まんじ)3年尾張(おわり)(愛知県)法蓮寺の住持となる。多数の法華(ほっけ)関係書を執筆・刊行した。享保(きょうほう)3年10月17日死去。84歳。尾張出身。字(あざな)は是心。号は久成院。著作に「御書和語式」「日相版法華経」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「日相」の解説

日相 (にっそう)

生年月日:1688年12月12日
江戸時代中期の僧
1756年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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