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映画検閲 えいがけんえつ

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世界大百科事典 第2版の解説

えいがけんえつ【映画検閲】

1894年のエジソン映画《ファティーマ嬢の腰振りダンス》が,わいせつとの理由で〈おへその見える〉部分に線が入れられて以来,映画検閲主として,(1)公序良俗を害する,(2)政治的に危険思想とみなされる,という理由で行われてきたことはいうまでもない。(1)の対象はとくに性と暴力,(2)の対象はことばである場合が多い。ロジャー・マンベル監修《世界映画百科》(1972)によれば,映画検閲の規制機関には,(1)行政機関(国家あるいは地方自治体),(2)宗教団体,(3)映画産業自体と3種類あるが,(1)はとくに政治的,思想的な理由,(2)は神への冒瀆(ぼうとく)や教会への侮辱とかいった純粋に倫理的な理由,そして(1),(2)のような外部からの干渉に対して映画産業が自衛するために,(3)の公的自主規制機関を設けているというのが実情である。

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