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暗電流 あんでんりゅうdark current

3件 の用語解説(暗電流の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

暗電流
あんでんりゅう
dark current

光電効果を示す半導体などの電気素子に電圧を加えたときに,熱的原因,絶縁不良,結晶欠陥などによって光を当てないでも流れる電流。光を当てたとき ILI0 の電流が流れるが,このうち I0 が暗電流で,IL は光を当てることによって生じた電流の増分で,光電流という。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

あん‐でんりゅう〔‐デンリウ〕【暗電流】

光電効果により光電流を生じる装置において、光を照射しない時にも流れている微弱な電流。熱的要因や絶縁不良のために生じる。CCDCMOSイメージセンサーなどの撮像素子の場合、画像のノイズの原因となる。暗流。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

あんでんりゅう【暗電流 dark current】

暗流ともいう。気中放電で発光を伴わない範囲の微小な電流。光信号を電気信号に変換するフォトダイオードなどの光電変換素子を用いた回路で,光のないときに流れる微小な漏れ電流。熱や絶縁不良などが原因で発生する。EE式カメラでは,使用しないときに暗電流による電池の放電を防ぐため,回路を切るスイッチをもっているものが多い。【曾根 悟】

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世界大百科事典内の暗電流の言及

【光電効果】より

…また不純物や格子欠陥が存在するために禁止帯幅より小さなエネルギーの光でも,これらの準位から電子または正孔が励起されて電気伝導度が増加する外因型光伝導もある。光を当てないときに試料に流れる電流を暗電流と呼び,光照射によって増加した電流を光電流という。光電流と暗電流の比が大きいほど光伝導は顕著に観測される。…

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