秘密売春を行う店。そこで稼ぐ女性を曖昧女(おんな)とよんだ。明治時代に用いられた語。非合法とはいえ暗黙の了解のもとになかば公然であった芸妓(げいぎ)や酌婦の売春は除かれる。それ以外の売春宿のことで、対象範囲や業態は文字どおり曖昧であった。秘密ではあっても人の出入りが不自然でないように、飲食店(麦とろ、汁粉屋、銘酒屋)や遊戯場(矢場、碁会所)に擬装し、抱え女に売春させた。また、裁縫稽古所(けいこじょ)、いけ花教授所の看板を掲げて女性を集め、下級待合などへ派遣する形態もあった。少数の高級私娼(ししょう)を曖昧女という例もあるが、一般には下級に属して料金も安く、ときに美人局(つつもたせ)に類する詐欺行為を生じた。
[原島陽一]
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...