書吏(読み)ショリ

デジタル大辞泉 「書吏」の意味・読み・例文・類語

しょ‐り【書吏】

庶務を担当する官吏書記
律令制で、親王家と三位以上の人に仕えた家司けいし下役文案作成記録をつかさどった。

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精選版 日本国語大辞典 「書吏」の意味・読み・例文・類語

しょ‐り【書吏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 庶務を取り扱う役人。書記。かきやく。
    1. [初出の実例]「独り東印度会所の一書吏、その名をノルリスと云るもの、久くこれを学びたれば」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四)
    2. [その他の文献]〔蘇頲‐長楽花賦序〕
  3. 令制で、四品以上の親王内親王および三位以上の官職にある公卿女官に仕えた家政職員の一つ。文案の起稿、筆録をつかさどった。大書吏、少書吏の別がある。〔令義解(718)〕
  4. しょり(胥吏)

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普及版 字通 「書吏」の読み・字形・画数・意味

【書吏】しより

書記。

字通「書」の項目を見る

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