月形町(読み)つきがたちよう

日本歴史地名大系 「月形町」の解説

月形町
つきがたちよう

面積:一五一・〇五平方キロ

昭和二八年(一九五二)四月月形村が町制を施行して成立。空知支庁管内中央西部樺戸かばと郡三町の南端に位置し、東は石狩川を挟み美唄市と空知郡きた村、西は隈根尻くまねしり山系篠津しのつ川で石狩支庁石狩郡当別とうべつ町、南は篠津原野北一四号線を境界にして石狩郡新篠津しんしのつ村、北は浦臼うらうす町に接する。隈根尻山系を源とし、石狩川に注ぐ札比内さつぴない川・中小屋なかごや川の流域砂礫を含む丘陵地で、水利排水が良く、花卉・果菜の集約的農業、須部都すべつ川流域は砂質・粘土泥炭と変化に富み集約的・土地利用型農業に適している。石狩川流域は泥炭湿地で米・麦・豆類の土地利用型農業に適し、農耕地三千有余ヘクタールの純農村。気候はやや内陸性で最高気温摂氏三〇度、最低気温零下二〇度前後。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「月形町」の意味・わかりやすい解説

月形〔町〕
つきがた

北海道中西部,石狩川中流部西岸にある町。 1953年町制。地名は,1881年設置された樺戸集治監の初代典獄,月形潔にちなむ。 1900年代に行われた石狩川の治水後,新潟県からの入植者によって水田地域となった。ほかメロン,花卉の栽培も行われる。国道 275号線,JR札沼線が通る。面積 150.40km2人口 3691(2020)。

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