日本歴史地名大系 「月見野遺跡群」の解説
月見野遺跡群
つきみのいせきぐん
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
神奈川県大和(やまと)市下鶴間(しもつるま)所在の目黒川中流域に確認された17か所の先土器時代遺跡の総称。1967年(昭和42)末より明治大学考古学研究室によって八遺跡が調査された。立川ローム層中からは計10層以上の文化層が検出され、石器群の層位的な変遷が明らかにされ、先土器時代の編年を再検討する好資料となった。また、各文化層では石器が集中する部分(ブロック)や焼礫(しょうれき)の集中する部分(礫群)が把握された。これらのブロックや礫群の分析から、先土器時代の集落の成り立ちを明らかにする新しい研究方向が生み出された。
[戸沢充則]
『月見野遺跡群調査団編『概報・月見野遺跡群』(1969・明治大学)』
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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