デジタル大辞泉 「有国」の意味・読み・例文・類語 ありくに【有国/在国】 [?~1019]平安中期の刀工。山城または信濃の人という。三条宗近の門人。渡辺綱が羅生門で鬼の腕を切った刀の作者といわれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「有国」の意味・読み・例文・類語 ありくに【有国・在国】 平安中期の刀工。別名、助友。獅子(しし)とも称する。京都の人。三条宗近の門人。渡辺綱が羅生門で鬼の腕を切った刀の作者と伝えられる。寛仁三年(一〇一九)没。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有国」の解説 有国(2) ありくに ?-? 鎌倉時代の刀工。国家の5男。京都粟田口(あわたぐち)にすみ,のち近江(おうみ)(滋賀県)の金田にうつる。建暦(けんりゃく)-承久(じょうきゅう)(1211-22)のころ,あるいは寛喜(かんぎ)(1229-32)ごろの人といわれる。伊勢神宮に太刀が1振り現存する。通称は藤五郎。なお,有国はほかにも同名の刀工が数名知られている。 有国(1) ありくに 958-1019 平安時代中期の刀工。天徳2年生まれ。京都信濃小路にすむ。宗近(むねちか)の門人とも兼平の弟子ともいわれる。渡辺綱が羅生門(らしょうもん)で鬼の腕をきった太刀の作者とつたえられている。寛仁(かんにん)3年死去。62歳。名は在国,助友とも。通称は獅子有国。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例