望遠レンズ(読み)ボウエンレンズ

デジタル大辞泉 「望遠レンズ」の意味・読み・例文・類語

ぼうえん‐レンズ〔バウヱン‐〕【望遠レンズ】

遠方物体を拡大して撮影するための写真レンズ標準レンズよりも焦点距離が長く、画角は狭くて、ふつう40度以下。
[類語]レンズ凸レンズ凹レンズ広角レンズ魚眼レンズ・交換レンズ・ズームレンズ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「望遠レンズ」の意味・読み・例文・類語

ぼうえん‐レンズバウヱン‥【望遠レンズ】

  1. 〘 名詞 〙 ( レンズは[英語] lens ) 遠方の物体を大きく写すレンズ。一般には標準レンズよりも焦点距離が長く写角の狭いレンズをいうが、特に狭義には、前玉に凸レンズ、後玉に凹レンズを配して、レンズの全長が焦点距離よりも短くなっているレンズをいう。望遠
    1. [初出の実例]「必要に応じて六吋の望遠レンズの使用も可能です」(出典:活動写真のうつし方(1926)〈吉川速男〉アマチューア用撮影機の研究)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「望遠レンズ」の意味・わかりやすい解説

望遠レンズ
ぼうえんレンズ
telephoto lens

標準レンズの画角(40°~60°)より狭い画角(30°以下)を有するレンズ。たとえば 35ミリ判用では,焦点距離 80~300mm程度のレンズをさす。ときには 135~300mm程度のレンズのことをさし,80~135mm程度を中望遠レンズと呼んで区別することもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「望遠レンズ」の意味・わかりやすい解説

望遠レンズ【ぼうえんレンズ】

50°ほどの画角をもつ標準レンズより焦点距離の長い(長焦点)レンズ。一般に焦点距離が鏡胴より短くなるように設計されている。遠方の被写体を近寄せて写すことができるが奥行がつまって写る。レフレックスレンズ光路中間反射鏡を2枚使用したもので長さが焦点距離の約半分。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

カメラマン写真用語辞典 「望遠レンズ」の解説

望遠レンズ

 広義には 標準レンズ より焦点距離の長いレンズのこと。さらに細かく、中望遠・望遠・超望遠に分類できるが、この分類で言うと望遠レンズは35mmカメラでの135mm~300mmあたりのレンズに相当する。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「望遠レンズ」の解説

望遠レンズ

135mm以上のレンズを望遠レンズと呼ぶ。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android