木造り(読み)キヅクリ

デジタル大辞泉 「木造り」の意味・読み・例文・類語

き‐づくり【木造り】

1 木材でつくってあること。また、そのもの。木製。木造。
2 木材を必要な形に切ったり削ったりすること。
「杣入そまいり、―、事終はり、今日吉日の柱立て」〈浄・出世景清〉

こ‐づくり【木造り/木作り】

木で物をつくること。材木をひいて適宜の用材に仕立てること。また、その人。きどり。
「わづかに、地蔵の―ばかりをし奉りて、彩色、瓔珞やうらくをばえせず」〈宇治拾遺・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「木造り」の意味・読み・例文・類語

き‐づくり【木作・木造】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 大工、きこりなどが木材をいろいろな形に削ること。
    1. [初出の実例]「巳剋始二造宮木作一、或所以レ搏比曾等作始、或所以二柱虹梁一作レ之」(出典:左経記‐長和五年(1016)四月七日)
  3. ② 木材を用いて作ったもの。木造(もくぞう)のもの。石造などに対していう。
    1. [初出の実例]「木造の地蔵を田の中の水におしひたして」(出典:徒然草(1331頃)一九五)
  4. ③ 植木屋。庭師。園丁。
    1. [初出の実例]「木作(キツク)りの名人が、松にてもあれ、さまざまに枝をねぢたはめ」(出典:役者論語(1776)耳塵集)

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