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朴景利 ぼくけいり

百科事典マイペディアの解説

朴景利【ぼくけいり】

朝鮮の女性作家。詩人キム・ジハ金芝河)の義母。1950年代から《不信時代》《市場と戦争》など不正や悪に対する告発を追求する作品を書く。1969年より1994年まで書き継がれた大河小説《土地》全5部は朝鮮半島から旧満州にわたる地域を舞台にして,旧韓国時代末期より日本の植民地時代末期まで一族四代にわたる人物たちの運命と苦悩の歴史を描いた大作である。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼくけいり【朴景利 Pak Kyŏng‐ni】

1927‐
韓国の女流作家。慶尚南道忠武出身。1950年代には《不信時代》など自伝的要素に社会批判を織り込んだ告発調の作品を発表,60年代には《金薬局の娘たち》《市場と戦場》などにより社会的・歴史的視点の成長を見せ,69年以降,大作《土地》を発表,84年現在なお書き継いでいる。これは19世紀末から20世紀なかばにいたるある家族の運命を中心に展開される民族の一大叙事詩である。《朴景利文学全集》がある。なお詩人のキムジハ娘婿にあたる。

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