杏仁豆腐(読み)キョウニンドウフ

デジタル大辞泉 「杏仁豆腐」の意味・読み・例文・類語

きょうにん‐どうふ〔キヤウニン‐〕【×仁豆腐】

中国料理点心の一。杏仁をすりつぶして寒天で固め、シロップをかけたもの。一般には、杏仁のエッセンスを加えた牛乳寒天ゼリーが多い。あんにんどうふ。シンレンどうふ。

シンレン‐どうふ【杏仁豆腐】

《「シンレン」は中国語》⇒きょうにんどうふ

あんにん‐どうふ【×仁豆腐】

きょうにんどうふ(杏仁豆腐)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「杏仁豆腐」の意味・読み・例文・類語

あんにん‐どうふ【杏仁豆腐】

  1. 〘 名詞 〙 中国の点心料理の一つ。杏仁の粉に牛乳を加え、寒天を煮溶かしたものと混ぜ合わせて冷やし固めたもの。きょうにんどうふ。

きょうにん‐どうふキャウニン‥【杏仁豆腐】

  1. 〘 名詞 〙あんにんどうふ(杏仁豆腐)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「杏仁豆腐」の解説

あんにんどうふ【杏仁豆腐】

中国料理の甘い点心の一種。一般的には、牛乳(生クリームやエバミルクを用いることもある)に杏仁(きょうにん)(あんずの実の種子の白い胚乳の部分)の風味と砂糖を加え、寒天またはゼラチンで固めたもの。菱形に切り分けてシロップに浮かべ、果物を添えることが多いが、ゆるめによせてシロップなしで供し、やわらかな食感を楽しむものもある。杏仁の風味をつけるには、杏仁霜(杏仁から杏仁油を抽出した残りを粉末にしたもの)を用いるか、アーモンドエッセンスで代用することが多い。元来は杏仁をすりつぶして寒天で固めたもの。◇「きょうにんどうふ」「シンレントウフ」ともいい、いずれも漢字表記は同じ。

きょうにんどうふ【杏仁豆腐】

杏仁(あんにん)豆腐。⇒杏仁豆腐

シンレンドウフ【杏仁豆腐 (中国)】

杏仁(あんにん)豆腐。⇒杏仁豆腐

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android