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村鑑大概帳 むらかがみたいがいちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

村鑑大概帳
むらかがみたいがいちょう

江戸時代の地方帳簿の一つ。幕領村々の状況を記したもので,享保年間 (1716~36) 頃から毎年2冊ずつ作成され,1冊は将軍が目を通すことになっていた。記載内容は村明細帳に似た一種の村勢要覧であるが,代官郡代が一定の形式,規準で作成した点で村明細帳と異なっている。

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百科事典マイペディアの解説

村鑑大概帳【むらかがみたいがいちょう】

江戸幕府代官所,大名預所ごとに村々の様子を将軍の親閲に供するため,代官が毎年作成し幕府勘定奉行所に提出した帳面村鑑村々様子大概書ともいう。1721年の創始

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世界大百科事典 第2版の解説

むらかがみたいがいちょう【村鑑大概帳】

江戸幕府代官所,大名預所ごとに村々の様子を代官が毎年記し,将軍親閲に供する帳面。村々様子大概書ともいう。1721年(享保6)勘定所控とも計2冊の提出が命ぜられた。検地年代を肩書にし,村高・田畑反別・石盛,江戸までの里数,用水・水旱損・物成詰の小物成・運上・家数・人数・牛馬数・諸稼・林野・漁猟場・普請・津出・豊窮の訳などを記す。90年(寛政2)勘定所控は廃された。【大野 瑞男】

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世界大百科事典内の村鑑大概帳の言及

【御前帳】より

…貴人の手元に掌握された重要帳簿。貴人の性格,帳簿の種類は多様で,例えば江戸時代には,幕領関係の勤方(つとめかた)帳村鑑(むらかがみ)大概帳や幕政関係の郷帳などが,将軍に上納されその座右に備用されるという意味ですべて御前帳と呼ばれた。また戦国大名後北条氏の場合は当主決裁の所領役帳を指し,さらに御前帳の用例は中世史料にまでさかのぼる。…

※「村鑑大概帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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