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東インド諸島 ひがしインドしょとう

大辞林 第三版の解説

ひがしインドしょとう【東インド諸島】

マレー諸島の別名。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東インド諸島
ひがしいんどしょとう
East Indies

一般的には西イリアンニューギニア島西半部)を除く現在のインドネシア諸島の呼称である。すなわち大スンダ列島スマトラ島ジャワ島ボルネオ島スラウェシ島とそれらの属島)、小スンダ列島バリ島からチモール島に至る島々)、モルッカ諸島をさす。かつてはこれらの島々にフィリピン群島を加えてよんだこともあった。東インド諸島の名称は、インドの東方にあることから命名されたものであるが、南北アメリカ大陸の間に位置する西インド諸島に対比して、この名称がヨーロッパの植民国家の間で用いられた。構造的には、ボルネオ島を除きアルプスヒマラヤ造山帯環太平洋造山帯に属し、世界でもっとも火山活動の激しい地域である。前者の造山帯に属するスマトラ、ジャワ、バリ、スンバワ、フロレスなど一連の島々は美しい円弧状を描き、多数の火山が点在する。地質的には全般に新しい地層からなり、新生代第三紀の造山運動によって形成されたものである。高温多湿の気候下にあるため山地の侵食、風化は著しく、ボルネオ、スマトラ、ジャワなどの島々には大小多数の河川によって広大な沖積平野が発達している。しかし、平野の大半は低湿地で密林に覆われている。このためきわめて不均衡人口分布をなし、オランダによって早くから開発されたジャワ島にインドネシアの総人口の約60%が集中し、またスマトラ島では、北東海岸地方と涼しい気候に恵まれた脊梁(せきりょう)山脈中の盆地や高原および山麓(さんろく)地帯が経済活動の中心をなしている。[上野福男]

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